中古ドメインを購入するときのメリットとデメリット
- 2016.05.06
- ドメインについてのコラム
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前回の記事では、つかわなくなったドメインの売却について紹介しましたが、今回は、逆に中古のドメインを買ってみたい、興味があるという方に向けて、価格相場から購入するときのメリットとデメリットについて紹介します。
中古ドメインの相場
中古ドメインの価格相場は1000円から10万円で取引されています。
前回の記事でも紹介しましたように、アクセス数や情報量などSEOに有利なサイトほど、ドメインの価格は高くなります。
しかしながら、中古ドメインを購入する基準としては、単純に高ければ良いというわけではなく、別記事で紹介する予定ですが、購入したいドメインが、以前どの様なサイトだったのかを必ず確認する必要があります。
中古ドメインのメリット
中古ドメインのメリットとしてあげられるのが、SEOに有利である点です。
中古の場合、新たにドメインを取得するのに比べると、今まで築き上げた知名度の他、他サイトからのリンクでアクセスされる可能性が高まります。
サイトを始めから立ち上げた段階で、ある程度のアクセスが確保したい場合には、中古ドメインの購入は有力な手段の1つと言えるでしょう。
中古ドメインのデメリット
中古ということもあり、以前このドメインがどの様にして使われていたのかが不明確な場合が多く、運が悪いと「はずれ」を引いてしまうことも少なくありません。
ドメインが不要になり売却された経緯を調べると、企業の倒産やプロジェクトの終了、キャンペーンの終了、Googleから何かしらのペナルティを受けた、サイトが炎上して閉鎖せざる得ない状況になったなど、多くの経緯が考えられます。
企業の倒産やプロジェクトの終了などであれば、買い取ることに大きな問題はありませんが、Googleからのペナルティを受けたサイトは、Google Adsenseなどで収益を上げたいと考えていた場合など、審査に何かしらの影響を受ける可能性も考えられます。
また、サイトの炎上は、炎上の経過が浅い場合、ユーザーがサイト復活と勘違いし、誹謗中傷メールや問い合わせが増えるなど、ユーザーへのレスポンスに対する管理の手間が増えてしまう可能性が考えられます。
特に、Googleからのペナルティは、サイトの内容は違えど、ドメインが同じであればペナルティ歴が引き継がれますので注意が必要です。
中古ドメインの購入は新規ドメインを取得するのに比べ、価格が逆に高くなってしまうというデメリットがあります。
はずれドメインを引いてしまうリスクと価格の高さを考えると、初心者が安易に中古ドメインを購入してサイトを運用するのは得策ではないでしょう。ある程度、複数のサイトを運用しており、運用歴が長く、早期に収益を確保できる上級者の方であれば、使い方によっては「良い買い物」ができるかもしれません。
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