ドメインの所有者をWhois情報で調べる方法を徹底解説
- 2016.05.25
- ドメインについてのコラム
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前回の記事では、ドメインは誰がどの様に管理しているのかを解説しました。キーワードとしては「Whois情報」ですが、今度は実際に、ドメインの所有者が誰であるのかを実際に調べる方法について解説します。
Whois情報で調べることができる情報
Whois情報では、「ドメインを取得した方の氏名」の他、「ドメインを取得した年月日」、「ドメインの有効期限」、「取得者の住所」、「メールアドレス」、「電話番号」など、ドメインの基本的な情報から個人情報まで公開されています。
「.jp」ドメインを管理している「JPRS(株式会社レジストリサービス)」によると、以下の情報が公開されています。
- 登録したドメイン名
- レジストラ名
- プライマリサーバー名
- ドメインを取得した取得年月日
- ドメインの有効期限
- ドメイン取得者の氏名と住所
- 技術的な内容に関する連絡先(担当者氏名、住所、電話番号、メールアドレス)
- 登録に関する連絡先(担当者氏名、住所、電話番号、メールアドレス)
「取得したドメインは誰がどの様に管理しているのか」の記事でも記載しましたが、個人でドメインを取得する場合、ドメイン販売業者などがWhois情報登録を代行してくれるサービスを行っていますので、個人情報が心配な方は、代行サービスを利用する方法をおすすめします。
地域レジストリのホームページで調べる
Whois情報を調べたい場合、「地域レジストリ」のホームページで検索する方法があります。
例えば、TLD(トップレベルドメイン)が「.com」の場合は「verisign」で検索できます。一方で、「.jp」ドメインの場合「JPRS」で検索できます。
地域レジストリのホームページで調べる場合、自社で管理しているWhois情報のみ検索できます。
検索する際は、各地域レジストリの検索用のテキストボックスに調べたいドメインを入力するだけで調べることが可能です。
レジストラのホームページで調べる
インターネットユーザーが一番手軽にWhois情報を検索できる手段としては、レジストラである「ドメイン販売業者」のホームページで調べる方法です。
例えば、GMO系列のドメイン販売業者「ムームードメイン」、「お名前ドットコム」、「バリュードメイン」などで検索できます。
レジストラでは、取得したドメイン情報を自社のデータベースだけではなく、レジストラに関係なく情報の照会ができるようにICANNに提供することを義務付けられています。
ドメインを取得する際には、先程のドメイン販売業者や大塚商会のアルファメールといったレンタルサーバー業者などではじめにドメインに空きがあるか検索するかと思いますが、この検索機能についても、各地域レジストリのデータベースにアクセスすることにより、情報の照会ができるため、自分が取得したいドメインが開いている調べられるわけです。
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