新ドメイン(新gTLD)とは何か?知っておきたい4つのポイント
- 2016.07.20
- ドメインについてのコラム
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国や地域などに制限されること無く利用できる、従来のジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)は、「.com」や「.net」などが一般的に使われていましたが、最近ではその数も増え続けており、その数も700個を超えています。
今回は、新たなジェネリックトップレベルドメイン「新ドメイン(新gTLD)」の特徴を解説します。
「.shop」などインパクトがあるドメインが取得できる!
新しく登場したジェネリックトップレベルドメインの例として、「.shop」や「.company」などがあげられます。
例えば、ネットショップを運営する場合、従来であれば「◯◯shop.com」といったドメイン構成だったのが、「◯◯.shop」といったように、簡潔なドメインで運営できます。また、従来のドメインとは異なるため、大変インパクトがあり、多くの方に覚えてもらえるメリットがある他、業種や業態にあったドメインを選択することで、URLにを見ただけでどういったジャンルのサイトなのか一目でわかります。
また、地域を表すトップレベルドメインも登場しており、例えば、東京であれば「.tokyo」、横浜は「.yokohama」などがあります。地域に密着したサイトを運営する場合、地域の特性がURLに全面に出るメリットがあります。
ドメインの空きが多くお気に入りのドメインが取得できる!
新ドメインが登場したきっかけとして、ドメインの数が年々増加していることがあげられます。
従来のトップレベルドメインである「.com」は取得件数が多く、なかなか好みのドメインが取得できないことが増えています。しかし、新ドメインを利用することで、好みのドメインが取得できる可能性は大幅にあがります。
新ドメインは2013年からと登場したばかりで、取得件数も少ないのが現状です。そのため、今後新たにサイトを運営するにあたり、「.com」などの従来のトップレベルドメインでの取得が難しいドメインに関しても容易に取得できます。また、先ほどのドメイン構成で紹介したように、業種や業態に適した新ドメインを組み合わせることで、単語や名前だけの短いドメインを構成できます。
新ドメインの認知度が低く信頼性が十分ではない
新ドメインは、登場して年月が経過して浅いこともあり、認知度として十分とはいえないのが現状です。そのため、はじめて見る方にとっては、見慣れないため不信感を抱くこともあります。
ただし、長期的に見れば、ご自身のサイトがどの様なサイトなのかを対外的にアピールでき、ブランド力の強化につながる可能性もあります。新ドメインが一般的に浸透するまで、少なくとも5年以上の経過を見ておく必要があるといえます。
文字列が長く打ち間違えの可能性もあり
従来のトップレベルドメインは「.com」や「.jp」など大変短くてシンプルなのが特徴でした。しかし、新ドメインは、文字列が長いものが存在しています。
例えば、「.restaurant」などは、文字列が長く、英語圏以外の方であれば、入力時にキーボードのタイプミスを起こす可能性があります。URLを直接入力するケースはさほど多くないといえますが、なにかしら、紙に書いてURLを手渡すといった状況を考えた場合、手間がかかります。
また、ドメインは短ければ短いほど覚えやすいことから、文字数が長いトップレベルドメインは、アクセス数の伸び悩みにつながる可能性も考えられます。
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