HOME > お役立ちコラム > ドメインについてのコラム > さくらインターネットで取得したドメインを転出手続きする方法を徹底解説

さくらインターネットで取得したドメインを転出手続きする方法を徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前回の記事では、さくらインターネットで取得したドメインを廃止する際の手続き内容について見ていきました。今回は、筆者がさくらインターネットで取得したドメインを他のレジストラに転出手続きを行ってみましたのでその内容を紹介しつつ解説していきます。

さくらインターネットサーバー契約と同時にドメインの契約を行っていますが、gTLDを更新する際の費用が1,852円と更新費用が若干高額であることを考えると、ドメインを使用していないなどの場合は、さくらインターネットで維持するのはコスト負担額が増えるため、維持費が安いレジストラに転出するのが有力な策だと言えます。

ドメインを転出する前に確認しておきたいこと

さくらインターネットで取得したドメインは1年毎の更新になっています。ドメインの有効期限を迎える前々月に「ドメイン更新のお知らせ」というメールが届きますので、ドメインの転出を考えている場合はメール内容に記載されている有効期限日と転出を行う際の締日を必ず確認しておきます。

さくらインターネットでは、ドメインの有効期限を迎える前々月の20日が締日に設定されていますので、それまでに転出手続きを行う必要があります。

クレジットカードでドメインの料金を支払っている場合は、有効期限を迎える前日の20日までに請求が自動的に決済されますので、必ず、自動更新の際に決済される日を確認しておきます。万が一、締日を過ぎて転出手続きを行ってしまうと、さくらインターネットより更新費用の請求が行われ、転出元と転出先で2重に料金を支払うことになりますので十分に注意しておく必要があります。

会員メニューにログインして契約内容を確認

ドメインの転出手続きを行うには、さくらインターネットの会員メニューにログインして契約内容を確認します。レンタルサーバーの「コントロールパネル」から、会員メニューへのアクセスはできませんので注意が必要です。

会員メニューのトップページより「契約情報」をクリックします。

契約情報メニュー画面に遷移しますので、「契約ドメインの確認」をクリックします。

現在契約しているドメインが表示されますので内容を確認します。

転出手続きを行う

契約内容の確認より、契約しているドメイン一覧が表示されますので、転出したいドメインの「手続き」項目より「転出」ボタンをクリックします。

個人情報収集同意の画面に遷移しますので、「個人情報に関する公表事項」を一読し、内容を理解した上で同意する場合は「同意する」ボタンをクリックします。なお、同意しない場合はこの先の手続きはできませんので注意が必要です。

次に、お問い合わせページに遷移しますので、ドメインを転出するにあたり以下の様に必要事項を記入します。

会員基本情報については、契約した際の氏名やメールアドレスといった個人情報が自動的に反映されていますので、内容を確認します。

サービス情報については、「サービス名称」には「ドメイン取得」を選択します。サーバ名/ドメイン名/IPアドレスは空欄のままで結構です。

お客様のパソコン、インターネット環境についての入力は任意となっています。

質問内容については、「お問合わせの種類」として「gTLDドメイン移管(転出)依頼」とし、お問い合わせ件名についても同様のものを選択します。

申請ドメイン名については、今回転出したいドメイン名が自動反映されていますので、間違いが無いか確認します。

注意事項の同意については、ドメインの移管が完了する前にドメイン更新費用を支払った場合請求が行われる旨が記載されていますので、その旨内容を確認した上で、同意できるのであれば、チェックボックスにチェックを入れます。

最後に「管理者メールアドレス」に、転出に伴う手続きの通知先に使用するメールアドレスを入力します。

以上の項目について入力完了後、「次へ」ボタンをクリックします。

入力した内容について確認画面が表示されますので、内容に間違いが無いか確認後、問題なければ「決定」ボタンをクリックします。

無事に申請手続きを行うと、「お問い合わせを受け付けました」と表示されます。

オースコードの通知を確認する

ドメイン転出の手続きが完了後、さくらインターネットより3営業日以内に、申請時に記入したメールアドレスにオースコードの連絡が来ます。

メール内容には、転出したいドメイン名とドメイン管理者のメールアドレス、オースコードが記載されていますので、内容を確認します。

転出先のレジストラで移管手続きを行う際に、「オースコード」が必ず必要になりますので、ここで届いたメールは誤って削除することや紛失することが内容にしっかりと管理しておきます。

次回は、転出先のレジストラで転入する際の手続き内容について見ていきたいと思います。

「ドメインについてのコラム」カテゴリの関連記事