ドメイン増加する中で企業が新たにドメインを取得するポイントとは？

インターネットが普及し、法人や個人を問わず誰でも気軽にドメインを取得してウェブサイトを運用することが可能になりました。その反面、ドメインが増加することで、お気に入りのドメインを取得することが年々難しくなってきています。

個人でドメインを取得する場合は、ドメインを取得する目的にもよりますが、お好みのドメインに空きがなければ、gTLDを変更するなどで柔軟に対応できますが、企業の場合は、ビジネスである以上ドメインの取得は慎重に行う必要があります。今回は、ドメインが増加する中で、企業が新たにドメインを取得する際のポイントを解説します。

ドメインは企業の看板の役割があることを念頭に選ぶこと

企業にとっては、「ドメイン」についても看板としての役割がることを念頭にドメインを決定する必要があります。近年では、多くのユーザーが検索エンジンで検索してウェブサイトを訪れることが多く、ウェブブラウザのアドレスバーにURLを入力してアクセスするケースは非常に少ないですが、少ないという理由で、ドメインを適当に選んでしまうと、第一印象を悪くしてしまうことにつながる場合もあります。

企業の場合、名刺や会社案内パンフレットなどに、企業名の他、本社の住所や事業所や営業拠点の住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、ウェブサイトのURLを記載します。

多くの場合、取引先や新規顧客、取引を検討している方、求職者など始めてお会いする方に、名刺や会社案内パンフレットを渡す場合、企業ウェブサイトやメールアドレスのドメインが、企業とは関連性が低い文字列だった場合、はじめてURLを目にした方は、不自然な印象を抱いてしまいます。

コーポレートサイトでgTLDに新ドメインを使用は推奨しない

冒頭でも記載しましたが、ドメイン数が増加しており、希望のドメインの取得が難しくなっているながで、新ドメインの数が増えています。新ドメインのメリットとしてインパクトは強いことにありますが、デメリットとしては一般的に知名度が低いことです。

そのため、企業の代表となるコーポレートサイトで「gTLD」に新ドメインを使用していると、はじめてURLを目にした方にとっては、違和感を感じてしまうことにつながります。

新ドメインは、近年登場したばかりの新しいgTLDで、これからどのような使われ方をするのか不明な部分があります。そのため、企業で新ドメインの使用したい場合は、何かしら特別なキャンペーンサイトなどの展開にとどめるなどにしておくほうが無難です。

既に企業名などが決まっており、どうしても希望のドメインが取れない場合においては、取得ポイントについては、別途記事にしたいと思いますが、ハイフン「-」を入れたり、「it(情報技術）」や「food（食品）」などの業種を加えるなど、ドメイン1つで企業のイメージに結び付けられるようにします。

国内上場企業の97％は「co.jp」を使用している

企業の代表サイトとなるコーポレートサイトで使用するgTLDとしておすすめなのは「co.jp」です。日本レジストリサービス（JPRS）によると、国内に上場している企業の97％がコーポレートサイトに「co.jp」を使用しています。

国内の企業が「co.jp」を使用している多い理由としては、「co.jp」は国内で法人登記されていることが条件になっていることから、「co.jp」を使用することで、URLを見ただけで日本の企業であることがわかる上、信頼感につながります。

逆に「.com」や「.net」などは、世界中の誰もが用意に取得できることを考えると、やはり法人として事業活動を展開するには、ドメインとして「co.jp」を活用するのがおすすめです。

一方で、企業の設立を予定している場合、法人登記をする6ヶ月前であれば、「仮登録制度」を利用して「co.jp」のドメインを取得することが可能です。企業を設立する際は、企業名を決める際に、コーポレートサイトやメールアドレスで使用するドメインをどの様にするかも踏まえた上で検討することをおすすめします。

「co.jp」のドメイン取得は大塚商会がお得

近年では、IT技術の普及や発展に伴って、スタートアップ企業（ベンチャー企業）が増えており、今後も企業の設立が増えていくことが予想されます。企業の設立に向けてコーポレートサイトを構築するにあたり、ドメインの取得とサーバーのレンタル契約を行う必要があります。

「co.jp」のドメインは法人登記が条件となっていることに加え、取得するだけでもドメイン1つにつき5,000円程度のコストが発生してしまいます。また、レンタルサーバーなどの契約にも初期費用に加え、月額費用が発生します。

そこで、できるだけ低予算でドメインとサーバーを利用したい企業におすすめなのが、大塚商会のアルファメールです。サーバー契約とセットで、ドメインを取得した場合、法人限定の「co.jp」をはじめとしたドメインの取得費用と更新費用が無料で利用できます。また、サーバーの契約も初期費用は3,000円から、月額料金は1,400円から利用できる他、ディスク容量も10GBから100GBなど予算に合わせて柔軟に選ぶことが可能です。