中古ドメインを購入する時に確認しておきたい4つのポイント
- 2016.05.08
- ドメインについてのコラム
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前回は中古ドメインを購入するときのメリットとデメリットをお伝えしました。SEOの観点から考えると、中古ドメインは新規で取得するのと比べると割高感はあるものの使い方によっては大変有効な手段の1つです。そこで今回は、中古ドメインを購入する時に確認しておきたい4つのポイントをお伝えします。
ドメイン名で検索して1位に表示されるか
購入したいドメイン名をGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って検索し、ドメインが1位に表示されていることをはじめにチェックします。
検索してみて1位に表示されたドメインは、Googleからのペナルティは受けていないことがわかります。逆に、2位以下に検索したドメインが表示された場合は、Googleから何かしらのペナルティを受けている可能性が考えられます。
リンク元を確認する
購入したいドメインに対して、リンク元を確認し、「被リンク」であるかどうかを確認します。
「被リンク」とは、人工的にリンクを貼ることでアクセス増を狙う手法です。サイトを立ち上げた始めの段階において、検索エンジンに上位に表示されないことから、アクセスを増やす目的で、お金を払ってリンクを貼ってもらうことです。
リンクが多く貼られていることは、サイトの運営者にとってはプラスにはなりますが、検索エンジンの立場だと、ユーザーが検索したキーワードに対して不適切なサイトが表示されるリスクを防ぎたいと考えます。
そのため、検索エンジン側で人工リンクを検出して順位を挙げないようにしています。
購入しようとしているドメインの正体
購入しようとしているドメインが、以前どういった人が運用していたのかをチェックします。
例えば、「有名人のサイト」や「政治家や行政機関のサイト」で運用されていたドメイン、「キャンペーンやプロモーションサイト」など一時的な利用を目的に取得したドメイン、お洒落な飲食店の紹介サイト、生活のノウハウを紹介した「意識高い系」のサイトで運用されていたドメインなどであれば、被リンクのリスクが低く、検索エンジンからのペナルティを受けている確立も低いといえます。
一方で、「掲示板まとめサイト(レギュレーションサイト)」や「アダルトサイト」、「通販サイト」「お店の公式ホームページ」など利益を目的に運用されていたサイトで取得されていたドメインの取得は避けたほうが無難です。
まとめサイトやアダルトサイトを利用していると、リンクをクリックして他のサイトに繋がったという経験は誰しもあると思いますが、この様に人工的にリンクを貼っているケースが多いことから、検索エンジンから何かしらのペナルティを受けている可能性も考えられます。
一方で、通販サイトやお店の公式ホームページなどは、イメージは悪くないのですが、多くの場合WEBに関する知識が少ないため、本来のSEOの対策ではなく、リンクを貼ってもらうことでアクセスを増やすという手法をとっているパターンが多いです。
ページランクを確認する
最後に、購入しようとしているドメインのページランクを確認します。
中古ドメインを販売している「中古ドメイン販売屋さん」では、販売中のドメインの「RR」項目を確認することでページランクを確認できます。
RRの指数が「1.0」以上であれば、ページランクは高いと言えます。
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