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独自ドメインでメールアドレスを作る方法

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会社名やサービス名をドメインとしてメールアドレスを使うことは一般的ですが、最近では個人でもオリジナルのメールアドレスを作りたい、ホームページ運用専用のメールアドレスを作りたいといったニーズが増えています。

今回は、ドメインを取得してからメールアドレスとして使える状態に設定するための手順を紹介します。

ドメインを取得する

独自ドメインでメールアドレスを作成する場合は、はじめにドメインを取得する必要があります。

ドメインの取得方法は2種類あり、「バリュードメイン」や「お名前ドットコム」などのドメイン取得業者もしくは「大塚商会」などのレンタルサーバーを契約する際に、合わせてドメインを取得する方法があります。

取得したドメインは「@」以降の文字列に使われますので、会社名やサービス名など自分が設定したい文字列を取得します。

サービスを選ぶときのポイントやドメイン取得する方法は以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。

レンタルサーバーを契約する

ドメイン取得後、レンタルサーバーを契約します。

ドメインを取得しても、単純に名前だけを取得したのと同じで、情報を利用者に提供するための保管場所を確保する必要があります。

また、「ドメイン取得の流れ」でも紹介しましたが、レンタルサーバーとドメインをセットで契約する方法もありますので、利用したいレンタルサーバー業者があらかじめ決まっている場合は、後々の設定を考えると手間は大幅に削減できます。

レンタルサーバーとドメイン契約がセットでできる業者は「サービス一覧」で紹介していますので合わせてご覧ください。

レンタルサーバーとドメインを紐付ける

ドメインの取得とレンタルサーバーの契約が完了した後は、レンタルサーバーとドメインを紐つける作業が必要です。

ドメインを紐付ける場合は、レンタルサーバーを契約した際に付与されるアカウントを利用して「コントロールパネル」にログインして設定します。今回は、筆者が契約している「さくらレンタルサーバー」を例に手順を説明します。

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コントロールパネルにログイン後、「ドメイン設定」→「新しいドメインの追加」を押下します。
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レンタルサーバーとドメインを個別に契約した場合は「5. 他社で取得したドメインを移管せずに使う・属性型JPドメインを使う(さくら管理も含む)」より、「 >> ドメインの追加へ進む」をクリックします。

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「他社で取得した独自ドメインの追加・属性型JPドメインの追加(さくら管理も含む)」内のテキストボックスに、設定したいドメインを入力後、「送信する」ボタンをクリックします。その後、確認画面が表示されますので、相違がなければ「送信する」ボタンをクリックすると設定は完了です。

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さくらレンタルサーバーとドメインをセットで契約した場合は「2. さくらインターネットで取得したドメインを使う」内のリストボックスより、設定したいドメインを選択し、「送信する」ボタンをクリックすると設定は完了です。

レンタルサーバーでメールアドレスを設定

レンタルサーバーとドメインの紐付けが完了後、いよいよメールが送受信できるようにメールアドレスを設定します。

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さくらレンタルサーバーの場合、コントロールパネルより「メールに関する設定」内の「メールアドレスの管理」をクリックし、「メールアドレスの追加」項目内のテキストボックスに、それぞれメールアドレスとパスワードを入力し、「追加」ボタンをクリックすると、独自ドメインでのメールアドレスの作成が完了します。

さくらレンタルサーバーで複数のドメインを運用している場合、設定した「@」前の文字列は全てのドメインに対して、同一メールアドレスとして設定されます。

Outlook等のメールソフトやWEBメールを使って送受信する方法は、レンタルサーバー各社のマニュアルをご覧ください。

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