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ドメインを譲渡する前に知っておきたい3つのポイント

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サイトの管理者の変更などの理由により、ドメインの管理と所有権を第三者に譲渡する場合、レジストラにて手続きが発生します。ドメインは所有者情報であるWhois情報で管理されており、所有者が変更になった場合、必ず手続きを行わなければなりません。

今回は、ドメインを第三者に譲渡する場合において確認しておきたいポイントをお伝えします。

ドメインを譲渡する際の価格を決める

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ドメインを第三者に譲渡する場合の価格を決める必要があります。

ドメイン売買サイトを使ってドメインを売却するのか、譲渡する相手と直接取引交渉を行うかで価格の決め方も異なりますが、まずは、ご自身が所有しているドメインにどれ位の価値があるのかを知る必要があります。

使わなくなったドメインは売却できる!?」でも紹介しましたが、サイトの価値を計測できるサイトも存在しますので、譲渡する際にはあらかじめ、これらのサイトを使いドメインの価値を算出しておきます。

例えば、「ムームードメイン」やが提供しているドメイン買取サービスでは、ドメインの査定から買取まで一括してできます。また、「お名前ドットコム」では、オークション形式でドメインを出品できます。

一方で、譲渡先と直接取引する場合は、算出したドメインの価格を元に交渉をすすめていくとよいでしょう。

ドメインを譲渡する際に発生する手数料を確認

ドメインを第三者に譲渡する場合は、ドメイン売買に発生する費用以外に、ドメイン管理業者である「レジストラ」に支払う手数料が発生する場合があります。

例えば、名義変更に伴う「名義変更手数料」や、ドメイン利用期間が拘束されている場合は「ドメイン契約期間料金」などが、レジストラによって請求される場合があります。

第三者に譲渡する場合、売買価格以外の手数料が発生するかあらかじめ確認しておき、手数料が発生する場合、譲渡元と譲渡先のどちらが支払うかを明確にしておくことが重要です。

レジストラでの譲渡手続き方法を確認する

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実際にドメインを譲渡することになった場合、譲渡する際の手続き方法をレジストラに確認しておきます。

譲渡する際、ドメインの所有者情報を登録している「Whois情報」を譲渡先の情報に書き換える必要があります。また、譲渡先が同一のレジストラを使って引き続きドメインを管理する場合は、異なるIDへの移管手続きやIDを所有していない場合は、IDの新規作成を依頼する必要があります。

一方で、譲渡先が異なるレジストラで運用する場合、「ドメイン移管」の手続きも発生します。その際に、ドメインによっては異なるレジストラでの譲渡ができない場合もありますので、ドメイン移管が可能なのかも確認しておく必要があります。

ドメイン売買サイトやオークションなどを利用してドメインを譲渡したい場合は、各手続きは売買を仲介している事業者が代行してくるケースが大半です。

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