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日本語ドメインが移管できるレジストラと移管する際の料金を徹底比較

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ドメインの数が増えたことにより、英数字によるドメインの取得が難しくなってきている事に加え、日本人にとってインパクトを与えることから、人気が高まってきている日本語ドメインですが、ある程度普及してくることで、レジストラ移管の需要が増えてくることが考えられます。しかしながら、2016年12月現在では、日本語ドメインはまだまだ特殊な扱いであることから移管するドメインが限られているのが現状で、レジストラによっても扱いが大きく異なります。

今回は、日本語ドメインの移管が可能なレジストラとその料金について調べてみました。

お名前ドットコムはgTLDから新ドメインまで移管できる!

日本語ドメインを移管したい場合、「お名前ドットコム」であれば、移管可能なTLDが豊富であり、価格も安価に移管できます。特殊なTLDを利用している場合は移管先のレジストラ候補として検討すると良いでしょう。

一般的なgTLDであれば「日本語.com」と「日本語.net」、「日本語.biz」の移管が可能で、価格は「日本語.jp」と「日本語.net」が920円、「日本語.biz」が1,200円です。

JPドメインは、「日本語.jp」と「都道府県型(日本語).jp」の移管が可能で、価格は「日本語.jp」が1,190円、「都道府県型(日本語).jp」が2,180円です。

ccTLDは「日本語.jp.net」と「日本語.asia」、「日本語.cc」、「日本語.tv」の移管が可能で、価格は「日本語.jp.net」が1,480円、「日本語.asia」が1,980円、「日本語.cc」が2,980円、「日本語.tv」が3,980円です。

新ドメインは、「日本語.tokyo/.yokohama/.nagoya/.okinawa/.ryukyu」の他、「日本語.xyz」と「日本語.club」の移管が可能です。価格は、「日本語.tokyo」から「日本語.nagoya」までが920円、「日本語.okinawa」と「日本語.ryukyu」が990円、「日本語.xyz」が1,480円、「日本語.club」が1,980円です。

ムームードメインもgTLDから新ドメインまで移管可能!

お名前ドットコムと同じくGMOインターネット系列の「ムームードメイン」についても、一般的なgTLDから新ドメインまで豊富に移管することができます。移管可能なドメインと価格についてもほぼお名前ドットコムと同一に設定されています。

gTLDは、「日本語.jp」「日本語.net」が920円、「日本語.biz」がお名前ドットコムより少し安い1,120円で移管できます。

JPドメインについては、「日本語.jp」が2,340円で移管できます。現在、2017年7月28日まで初年度0円で契約期間を1年延長できるキャンペーンを実施していますので、実質無料で移管可能になっています。

ccTLDは、「日本語.jp.net」と「日本語.jpn.com」、「日本語.cc」と「日本語.tv」の移管が可能で、お名前ドットコムへの移管ができていた「日本語.asia」についてはムームードメインでは移管ができません。ccTLDの価格はお名前ドットコムと同一に設定されています。

新ドメインについては、お名前ドットコムと移管可能なドメインと価格は同一に設定されています。

スタードメインとエックスドメインはJPドメインが安い!

スタードメイン」と「エックスドメイン」では、日本語ドメインが移管可能なドメインは「日本語.com」「日本語.net」、「日本語.jp」、「都道府県型(日本語).jp」です。

価格は、両社とも1,180円に設定されています。料金面については同一のためわかりやすいのが特徴です。一般的なgTLDについては、先程紹介したGMOインターネット系列のお名前ドットコムとムームードメインに比べると少々価格が高くなりますが、日本語.jpと都道府県型JPドメインについは、安価に移管できます。

日本語ドメインを運用している方で、JPドメインと都道府県型JPドメインの移管を検討している場合は、スタードメインもしくは「エックスドメイン」を検討すると良いでしょう。

バリュードメインの移管可能なドメインは少なく価格も少々割高

バリュードメイン」への移管が可能な日本語ドメインは、「日本語.com」、「日本語.net」、「日本語.biz」の3つのドメインのみ移管が可能となっています。

価格は「日本語.com」と「日本語.net」が1,393円、「日本語.biz」が1,609円に設定されています。

バリュードメインと同じくGMOインターネット系列のお名前ドットコムが「日本語.com」と「日本語.net」の移管料金が920円、「日本語.biz」が1,200円であることを考えると少々割高感があります。

一般的なgTLDの移管を検討している場合は、お名前ドットコムもしくはムームードメインを検討するのが良さそうです。

ドメインキングはJPドメインが初年度無料で移管できる

ドメインキング」は、日本語ドメイン可能なドメインとして「日本語.com」、「日本語.net」、「日本語.biz」、「日本語.jp」です。

価格は「日本語.com」と「日本語.net」が1,380円、「日本語.biz」が1,480円に設定されています。一方で、「日本語.jp」については、初年度のみ0円で移管することができます。

JPドメインについては、ムームードメインでは2017年8月28日まで初年度無料で移管できるキャンペーンを実施していますが、ドメインキングについては、現在のところ正規価格として0円で移管できるようです。

ただし、その他のgTLDに関しては、移管料金が割高感がありますので、「お名前ドットコム」や「ムームードメイン」を検討したほうが良さそうです。JPドメインの移管を検討している場合は、「ドメインキング」を検討してみると良いでしょう。

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