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ジェネリックトップレベルドメイン(gTDL)の種類を徹底解説

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多くのウェブサイトで共通して使われるトップレベルドメインを「ジェネリックトップレベルドメイン(gTDL)」と呼びます。ジェネリックトップレベルドメインは、本来であれば、WEBサイトの目的に応じて使い分けられています。そのため、WEBサイトを新たに公開するにあたり、ドメインを決める際に各トップレベルドメインの目的を考慮することで、目的に見合ったドメインの取得につながります。

今回は、ドメインをはじめて取得する方に向けて、各トップレベルドメインの種類とその目的を解説します。

商用のトップレベルドメイン

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■「.com」ドメイン
多くのウエブサイトで利用されているトップレベルドメインです。現在では商用問わずあらゆるジャンルで使われていますが、本来出れば「commercial」の略で、1985年に商用向けのWEBサイトに最適化したドメインです。

「.com」は、ドメインとして人気が高く、取得する際のコストも安価であるため、手軽に取得しやすいドメインと言えます。ただ、すでにご自身が取得したいドメインが取得済みになっている場合が多いのがデメリットです。

■「.biz」ドメイン
「.biz」は、見て想像できる通り「Business」の略で、ビジネス用のドメインです。先ほどの「.com」とは似て異なるもので、企業に特化したドメインであることが特徴です。ただし、2000年移行あまり使われる機会が少なくなっています。このドメインを取得する際には、会社が法人登記簿に登録されていることを証明する必要があります。

政府や行政機関用トップレベルドメイン

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■「.gov」ドメイン
アメリカ合衆国政府のみに限定して利用されているドメインです。基本的にはアメリカの政府機関でなければこのドメインを使用することはできません。例えば、ホワイトハウスのドメインは「whitehouse.gov」となっています。

教育機関用トップレベルドメイン

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■「.edu」ドメイン
educational」の略で、教育機関が利用するドメインです。文科省や教育委員会など各国の政府から正式に認定された学校法人に限って利用できます。一部の専門学校など、学校法人に指定されてない場合は利用できません。

ネットワーク用のトップレベルドメイン

■「.net」ドメイン
network」の略で、ネットワーク上で利用可能なWEBサイトで利用できるドメインです。こちらは、WEBサイトの用途は限定されておらず、企業や個人問わず登録できるため、気軽に取得できるドメインです。

非営利団体用のトップレベルドメイン

■「.org」ドメイン
「.org」ドメインは、「organization」の略で、団体を意味する単語です。ドメインが使われる多くの場合、団体でも「非営利団体」に対して発行されているドメインです。国内の場合、主に非営利団体の他、行政で使われることが多いです。

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